@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000091, author = {加地, 隆}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 著者らの約20年間にわたる一連の研究成績を簡潔に整理・統合した結果を示した。松果体は交感神経性調節をうける明瞭な24時間変動を示す。従ってこの研究では、松果体が交感神経系の一部を成す副腎髄質に対して及ぼす影響をラットで日内変動と関連して調べた。髄質構成細胞をアドレナリン(A)細胞とノルアドレナリン(N)細胞、神経終末と支持細胞にわけ、各種微細構造について日内8 時点で正常群、頭蓋内対照手術(SX)群、松果体除去(PX)群間で計量光顕的・電顕的に比較した成績を、種々の観点から統合した。主な結果:1. 正常動物副腎髄質の多くの構造はA・N細胞間差異を示した。更に構造群は実験処置、日内時間によりAN 細胞間差異の有無が変化しない群(A・N細胞サイズと種々の核構造、神経終末サイズや支持細胞の介在度等)と変化する群に大別された。2. 手術の影響:1)PX効果は多くのA細胞関連構造群に出現し、特定時間帯にのみ効果が現れる群もあった。N細胞関連ではPX効果は少数(核小体と神経終末)でのみ観察された。2)PX効果には仮説的松果体媒介SX効果と単純PX 効果とが識別された。前者には日内変動の抑制のような独特のSX 効果とPX 逆転効果が含まれた。加えて、3)A・N細胞間差異に及ぼす多様なPX効果、4)皮質介在性影響を示唆するPX効果の髄質内部位差、5)神経介在性影響を示唆するPX によるシナプス小胞数の変化も見られた。, 弘前医療福祉大学紀要, 7(1), 2016, p.1-16}, pages = {1--16}, title = {正常、手術対照、松果体除去ラット副腎髄質の計量細胞学的研究:とくに日内時間およびアドレナリン細胞・ノルアドレナリン細胞間差異との関連 1.分析・統合結果を中心として}, volume = {7}, year = {2016} }