@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000070, author = {塩谷, 千晶}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学紀要}, month = {Mar}, note = {Article, リビングウィルについての啓発活動を目的とした講習会を開催した。T地方H市の老人クラブの高齢者27名が参加した。講習会の内容は作成したリビングウィルの冊子を配布し、リビングウィルについての説明を実施した。参加した高齢者に「延命治療」と「リビングウィル」に関する質問調査を実施し、22名から回答を得た。その結果、延命治療の意向に関しては「自然のまま何もして欲しくない」が9.1%、「苦痛を取り除くことはして欲しいが、それ以外の延命治療はして欲しくない」が77.3%と約8 割以上が積極的な延命治療は望まないとする意向が示された。「心肺蘇生措置」や「経管栄養」、「輸液」などは0.0%と希望しないとする回答が示された。また、延命治療に関する相談については、「これまで相談したことがある」と回答した人は40.9%であった。リビングウィルについて「知っている」と回答した人は4.5%とほとんど周知されてはいなかった。講習会終了後のリビングウィルに対する意識調査では「家族や身近な人に延命治療の意向を相談したい」は81.8%、「延命治療の意向を伝えていきたい」は90.9%、「自分の意向を文書にしておきたい」は45.5%、「医師へ相談したいと思う」は59.1%、「施設や病院などで用意されているリビングウィルの様式を利用したい」は59.1%とする結果だった。リビングウィルの啓発活動を目的とした講習会を通して、延命治療の意向を「伝えておきたい」とする前向きな回答が高く示されたことから、高齢者の終末期医療における意思決定を支援する方法として、リビングウィルは高齢者に受け入れられることが示唆された。, 弘前医療福祉大学紀要, 6(1), 2015, p.83-90}, pages = {83--90}, title = {高齢者の延命治療とリビングウィルに関する意識調査 : 講習会前後の比較}, volume = {6}, year = {2015} }