@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000052, author = {加地, 隆}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 松果体-発達関連の研究の一環として、松果体実質腫瘍について、正常松果体学と腫瘍病理学の複眼的視点からの概説・考察を試みた。1. 正常松果体:成熟哺乳動物の松果体に関して、系統発生的発達およびごく簡単な個体発生的知見を織りまぜ、肉眼・光顕・電顕的構造とセロトニンやメラトニン関連の化学的機構およびメラトニン合成と分化の神経性調節を中心として概説した。松果体の特徴として、種差・個体差、またメラトニンの独特の作用機序、さらにニューロステロイドに関する新しい発展等についても言及した。松果体の分化と関連して、生後早期からのヒト血中メラトニンレベルにおける日内変動の発達と各種身体機能の発達との比較や、メラトニンと思春期・生殖機能、免疫機能、睡眠等との関係についての考察も行なった。2. 松果体実質腫瘍: 1)実験腫瘍や腫瘍症例における分化と関連して、正常実験動物松果体に存在する松果体細胞の顆粒小胞、メラトニンやその他の分子との関連性および腫瘍特異的または病態生理学的変化との識別、2) 神経細胞-神経膠細胞性腫瘍との混合腫瘍や松果体細胞腫内におけるHomer-Wright型ロゼット等の未分化細胞群の混在、3) 松果体細胞腫、中間分化型松果体実質腫瘍と松果体芽腫各々の特徴と互いの間の相違、4) 腫瘍型別、年齢別出現頻度と性差、および関連する正常松果体における実験成績、等について概説・考察した。, 弘前医療福祉大学紀要, 5(1), 2014, p.1-18}, pages = {1--18}, title = {松果体腫瘍と発達・思春期 : 2. 正常松果体との関連における松果体実質腫瘍についての考察}, volume = {5}, year = {2014} }