@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000043, author = {加地, 隆}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {Article, 松果体─発達関連の研究の一環として、松果体腫瘍に関し、発生起源や思春期早発の機序の論争などを中心に研究史と現状認識について概説した。松果体腫瘍の研究史では、“2 細胞パターン松果体腫” を胚種とし、奇形腫などと共に胚細胞腫瘍群に分類した経緯を中心に述べた。現代の調査では、松果体部胚細胞腫瘍は同部神経系腫瘍よりも高頻度に発生し、20 才以下のとくに男性に好発する。次に胚細胞腫瘍に関して、他の頭蓋内外の同群の腫瘍とも関連して種類、頻度、部位や性による異同、およびhCG分泌との関連などについて述べた。胚細胞腫瘍には思春期早発を誘発するhCG産生性の腫瘍型の存在または細胞の混在が確認されたが、その頻度は低いと想定される。従って、この型の腫瘍は松果体腫瘍による思春期早発症を起こし得るが、高頻度に起こす可能性は疑問である。頭蓋内胚細胞腫瘍の発生機序は、部位や性とも関連して未解明の部分が多い。, 弘前医療福祉大学紀要, 4(1), 2013, p.1-12}, pages = {1--12}, title = {松果体腫瘍と発達・思春期 : 1. 種々の型の松果体腫瘍、とくに胚細胞腫瘍}, volume = {4}, year = {2013} }