@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000032, author = {加地, 隆}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 紀元前300 年頃から、1954 年迄の松果体研究史を概説した。19 世紀からの形態学的研究により、松果体構造の 下等脊椎動物での嚢状、光受容性感覚器様構造から、哺乳類での充実性、腺様構造への系統発生的変化が明らかにされた。一方、1898 年の症例報告から始まって生殖器の発達抑制作用を中心とする松果体の内分泌機能が研究された。1917 年には哺乳動物松果体が両生類の皮膚に退色を起こす物質を含むことが発見され、後のメラトニンの発見につながった。Kitay と Altschuleは1954 年の総説で松果体の生理学に関する広汎な文献を総括し、生殖器の発達と機能に及ぼす影響を含む内分泌機能に関して、多くの実験的証拠を基に客観的に説明した。松果体外の研究分野では、明暗環境や季節が生殖器の発達や機能に影響を及ぼすという研究が進行していた。1954 年の総説の後に松果体研究がこれらの研究と連結し、大きな発展が生まれた。, 弘前医療福祉大学紀要, 3(1), 2012, p.1-8}, pages = {1--8}, title = {松果体研究史、考察と発展 : 1. 1954 年まで}, volume = {3}, year = {2012} }