@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000228, author = {浅田, 一彦 and 藤原, 健一 and 平川, 美和子 and 板垣, 喜代子 and 木村, 綾子}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学・弘前医療福祉大学短期大学部紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 本研究では、医療福祉系養成校の学生へ失語症の啓発を行う際の基礎的知見を得ることを目的として、失語症の理解度を調査し、現状の問題点と課題について検討した。対象は本学在学中の看護学科、作業療法学専攻及び言語聴覚学専攻の学生90名である。3 学科・専攻とも条件を揃えるため、臨床実習を終了した4 年生とした。対象者の属性に関する質問紙と、辰巳ら(2017)が開発した失語症の理解度評価尺度Aphasia Knowledge Test-20(AKT-20)を実施した。AKT-20の下位項目は、“biomedicalknowledge(BK)” 8 問(失語症の原因や出現率、症状、合併症など)、“coping knowledge(CK)” 7問(失語症状の対処方法など)、“services knowledge(SK)” 5 問(リハビリテーション環境や社会サービスなど)の合計20問から構成されている。調査の結果、言語聴覚学専攻学生に比べてBKで看護学科学生と作業療法学専攻学生が有意に低下していた。また、実習等における失語症者担当経験の有無ではBK、CK、SKに有意差が認められず、実習による向上があまり期待できないことが推察された。以上のことから医療福祉系養成校に在籍する言語聴覚学専攻以外の学生の失語症に関する基礎知識の不足が明らかとなった。本研究の調査結果より、学生に対する失語教育の必要性が示唆された。}, pages = {91--99}, title = {医療福祉系養成校学生の失語症理解度に関する検討}, volume = {2}, year = {2021} }