@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000227, author = {須藤, 美香 and 平岡, 恭一 and 石井, 陽子}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学・弘前医療福祉大学短期大学部紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 本研究の目的は、作業療法士および言語聴覚士養成課程に所属する大学生の学習を促進する要因を探り、教育上の示唆を得ることである。A大学1 ~ 3 年生を対象にアンケート調査を行い、先行研究にて学習との関連が報告されている進路決定プロセス、職業的アイデンティティ、なりたい気持ち、職業イメージ、セルフ・コントロールの様相を明らかにした。その上で、これらの変数が3 種の学習方略(認知的学習方略、メタ認知的学習方略、自律的調整方略)の使用を促進するとの方向性のある仮説モデルを作成し、重回帰分析により検討した。分析の結果、本研究の仮説モデルは大筋で支持された。すなわち、肯定的な職業イメージがなりたい気持ちを高め、職業的アイデンティティを経由して、学習方略の能動的な使用に影響を与えていた。また、入学時点でリハビリの対象となる患者像を具体的に知っていたかどうかも、職業的アイデンティティに少なからず影響した。  本研究結果から、リハビリ専門職教育においては職業的アイデンティティの涵養が重要であることが示された。職業的アイデンティティの涵養のためには、業務内容や職業像が捉えにくいというリハビリ専門職の特徴に留意しながら、学生が職業イメージをスムーズに形成できるよう支援すること、そして学生の多様な入学経過を念頭に置き、なりたい気持ちを顧慮することが有効と考えられた。}, pages = {81--90}, title = {作業療法士および言語聴覚士養成課程大学生の学習を促進する要因の検討}, volume = {2}, year = {2021} }