@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000226, author = {工藤, うみ}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学・弘前医療福祉大学短期大学部紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 本研究では、特別養護老人ホームの看取り体制整備から定着までのプロセスをひとりの看護師の実践から現象学的に分析した。  日頃の健康管理が不十分であったり、職員が死を忌み嫌い隠すような傾向がある現場では、利用者が自然な老衰に至れるように医療とケアを整えること、職員が死に目を向ける機会を作ることがはじめに必要であった。そのようにして整備した場において、看取りは少しずつ職員や利用者家族に浸透し、やがて地域へも波及していった。ここまでに3 年程度の時間を要しており、実践者の持つ看取りのための確固たる医療観が、年単位の長期的な取り組みを内側から支えていた。またそれは、自然な老衰をつくるための知識を提供し、様々な困難にも堂々と挑もうとする使命を実践者に与えていた。}, pages = {71--80}, title = {ここでゆっくり看取る ─特別養護老人ホームでの看取り体制整備から定着までの看護師の実践構造─}, volume = {2}, year = {2021} }