@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000206, author = {木下, 裕太 and 外崎, 敬和 and 千葉, 智博 and 釜萢, 一正 and 中川, 貴仁 and 若松, 淳 and 立岡, 伸章}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学・弘前医療福祉大学短期大学部紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 目的:近年の救急需要の増加に伴い、病院外心肺停止傷病者の発生に際し、救急隊の現場到着時間は延長する傾向にある。救急現場に居合わせた一般市民(救助者)は、救急隊到着までの間、長時間に渡って心肺蘇生(CPR)を実施する必要がある。その状況下において、救助者が単独の場合には、身体的疲労の蓄積により胸骨圧迫の質の低下が報告されている。本研究は、連続した胸骨圧迫における、救助者の身体的疲労に係る時間的因子を明らかにすることを目的とした。  対象と方法:実験参加者の男子学生5 名は、10分間の胸骨圧迫のみのCPR(CC法)を中断なく実施した。胸骨圧迫の手順は、圧迫深度の適正範囲を5 ~ 6 ㎝とし、圧迫リズムはメトロノームを用いて110回/分の一定間隔に限定(CC 補助)した。その時の圧迫深度の経時変化およびCC 法施行前後の生体情報(ダブルプロダクト:DP、運動強度:EI、ボルグスケール:BS)から無酸素性作業閾値(AT)に達するか否かで身体的疲労を解析した。  結果:CC法開始から2 分目に、圧迫深度の減衰が認められた。それ以降は、適正範囲である圧迫深度5 ㎝以上を維持した。その時の感覚的疲労の指標となるBSは、ATに達していた。一方で、客観的な身体疲労の指標を示すDP とEI は、AT に達していなかった。  結論:10代の男子学生の場合には、ATに達するほど身体的疲労が無い状態で、CC補助を伴った、10分間のCC法を完了可能であることが分かった。}, pages = {23--30}, title = {救命行動による救助者の身体的疲労 ─ 10分間の胸骨圧迫に伴う種々の生体情報の推移 ─}, volume = {1}, year = {2020} }