@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000133, author = {大和田, 猛}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学短期大学部紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 認知症高齢者の視点や立場から見た世界はどのようなものなのだろうか。困惑や不安、苛立ち、恐怖、絶望感など、幾重にも深い苦悩や葛藤の只中にいる現実の世界を理解することは、ケアを提供していく人にとって非常に大事なことのように思われる。そこで、本研究では、参与観察によって一人暮らしの認知症高齢者の日常生活の一端を捉え、認知症高齢者と「スピリチュアルケア」の意味を探究していく。スピリチュアルケアの方法は、支える、慰める、励ます、癒す、寄り添う等であり、認知症高齢者の苦痛、嘆き、苛立ち、孤独、不安等を、受容・支持の姿勢を保ちながら、ゆっくりと傾聴し、実存的心の痛みを共感することで、自己存在感や自己有用感、自己効力感を取り戻し、落ち着きを取り戻していくことが肝要である。すなわち、認知症高齢者のつぶやきや言葉の裏にある心をしっかりと理解しながら一緒に向き合うこと、付き合うこと、安心を送り続けることが認知症高齢者のケアに必要なスピリチュアルケアの目的である。, 弘前医療福祉大学短期大学部紀要, 3(1), 2015, p.9-25}, pages = {9--25}, title = {認知症高齢者とスピリチュアルケア : ある認知症高齢者の生活参与観察を通して}, volume = {3}, year = {2015} }