@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000105, author = {小池, 妙子 and 平川, 美和子 and 工藤, 雄行 and 高, 祐子 and 大沼, 由香 and 磯本, 章子 and 岡田, 康平 and 三上, えり子 and 寺田, 冨二子}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 今回、認知症高齢者の情動と認知の関係をMMSE、MESE、NPI-Qなどから比較した。 調査項目は藤井らの開発したEQ検査と(MESE)とMMSEおよびBPSD検査(NPI-Q)を用いた。 対象者150名の居住場所はグループホーム98名、介護老人関係施設52名であった。平均年齢は85.6歳、 認知症自立度はⅡとⅢの合計86.8%と多数を占めていた。NPI-Q本人の平均は7.6, NPI-Q介護者の平均 は7.4であった。 MMSE とMESE の関係は(rs=. 628, P < 0.01)となりMESE が平均約8 点高い結果となった. また、 MMSEが10点以下(重度)でMESEが正常に近い23点以上の対象者は50名中13名、さらに、MMSE の得点が11–20(中等度)では70名中49名であった。認知機能が低くても情動機能が健全に近い人が いることが明らかとなった。BPSDを評価するNPI-Qによる認知症者本人と介護者間には強い関係が認 められた。MESEと他の因子(要介護度、日常生活自立度、認知症自立度)の関係も1 %の有意差が認 められた。これらの結果から認知機能の低下がみられても情動は機能していることが判明したため、 BPSD への対応よりも喜び、楽しみなどの快感に働きかけることの重要性を示唆された。 今後、MESEの下位項目の分析、MESEと疾患名や服薬との関係、採点方法などについても研究を重ね、信頼性、妥当性を高めていきたい。, 弘前医療福祉大学紀要, 8(1), p.39-46, 2017}, pages = {39--46}, title = {認知症高齢者における情動と認知の関係 -MESE,MMSE 検査,NPI-Qなどからの相関分析-}, volume = {8}, year = {2017} }