@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000101, author = {加地, 隆}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 先に報告した本総説第1 部での分析・統合結果に基づいて、本研究では副腎髄質クロム親性細胞の 核構造、支持細胞および細胞分化に焦点を当てた。中でも核小体と他の核構造および支持細胞による クロム親性細胞表面被覆度のアドレナリン細胞とノルアドレナリン細胞間の差異や支持細胞のパラガ ングリオン細胞への潜在的分化能との関係を中心主題とし、様々な旧来のおよび新しい知見や考えを 提示し、考察した。主な点は以下の通り:1 . 核構造については、主に核小体とその位置や超微構造、 およびそれらと細胞の型、増殖・分化、日内変動や機能活性との関連について考察し、またクロマチ ンパターンと核液の両細胞間差異についても言及した。副腎髄質クロム親性細胞でとくに強調された 点は、1)アドレナリン細胞におけるPNMT酵素や糖質ステロイド受容体などのアドレナリン合成関連 機能の存在、2)精祖細胞、交感神経主ニューロンや小脳プルキンエ細胞を含む他種細胞との比較、3) 新しい分子・細胞生物学的方法を用いた核内微細構造と遺伝子転写活性の部位差の研究の進展などで あった。2 . パラガングリオンに分類される副腎髄質と頚動脈小体の支持細胞とそのアミン産生細胞へ の分化能(あるいは幹細胞としての支持細胞)および関連するVhl遺伝子について、生体の適応機序・ 予備能とも関連して考察した。3 . 近年報告された副腎髄質細胞におけるα -シヌクレインや細胞内分解系についても簡潔に述べた。, 弘前医療福祉大学紀要, 8(1), p.1-14, 2017}, pages = {1--14}, title = {正常、手術対照、松果体除去ラット副腎髄質の計量細胞学的研究 -とくに日内時間およびアドレナリン細胞・ノルアドレナリン細胞間差異との関連 2. 考察、とくに核、支持細胞と分化について}, volume = {8}, year = {2017} }