@article{oai:hirosakiuhw.repo.nii.ac.jp:00000010, author = {吉村, 教暤}, issue = {1}, journal = {弘前医療福祉大学紀要}, month = {Mar}, note = {Article, 前頭側頭葉変性症(FTLD)はその昔Pick病と呼ばれていた疾患群である。Alzheimer病(AD)が疾患的に均質で、その固有病変はび漫性に発現するため脳は全般的、対称的に萎縮する。これに対し、Pick病では前頭葉と側頭葉またはそのいずれか一方が限局性に萎縮する。従ってしばしば、左右差があり、症状群も多彩であった。今日この様な定義に合致する疾患は実に多数存在することが知られFTLDとして一括される結果となった。そしてFTLDに属する疾患群の一方はtauopathy を呈してAD関連疾患(CBD,PSP)に連なり、他方はTDP-43proteinopathyを呈してMND/ALSに連なる事が明らかになってきた。中枢神経系が原発性に侵される大きな2つの難病変性疾患群、FTLDとMND/ALSの本体がこの21世紀初頭にようやく暴かれようとしている。本稿ではFTLD-ALSの剖検例の提示を契機に、文献レヴユーと共に、臨床病理学的観点よりFTLDが包括する疾患群の新分類を提案した。この知識が将来FTLDの診断と治療の進歩の基礎を提供することになることを期待する。, 弘前医療福祉大学紀要. 1(1), 2010, p.1-21}, pages = {1--21}, title = {<総説>前頭側頭葉変性症(Frontotemporal Lobar Degeneration) : 特にMND と運動系外封入体を伴う前頭側頭性認知症に関して}, volume = {1}, year = {2010} }